懐徳堂は、享保9年（1724）、大坂町人によって創設された学問所です。この懐徳堂を源流とする大阪大学は、財団法人懐徳堂記念会と協力して、関係資料の総合調査、電子情報化を進めてきました。その成果は、平成13年（2001）の大阪大学創立70周年記念事業の際に、「バーチャル懐徳堂」「懐徳堂データベース」などとして公開され、その後も精力的に共同研究が続けられています。
　平成13〜15年度の「デジタルコンテンツとしての懐徳堂研究」では、それらの成果を「ＷＥＢ懐徳堂」として集大成し、インターネットでの公開を実現したのです。約5万点にのぼる貴重資料が、懐徳堂データベース（新建懐徳堂）と懐徳堂文庫電子図書目録によってさまざまな角度から検索・閲覧できます(公開終了)。
　その後、図書館振興財団平成27年度助成事業により懐徳堂文庫を公開し、データベース公開を進めています。

（懐徳堂データベース（新建懐徳堂））

（懐徳堂文庫電子図書目録）

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